受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午後 14:00 - 17:00 | ● | ● | 休 | 休 | ● | 休 |
※日曜日・祝日休診
※水曜日・木曜日・土曜日午後休診
当院は昭和44年に先代が府内町で開業し、私が平成20年継承、平成29年3月には大分駅南に移転し診療を続けております。 診療スタイルは診察して患者さんの症状の話を聞いて薬を処方するくらいで、当院で可能な処置や検査は胼胝/鶏眼の削り処置・いぼの液体窒素処置・水虫の真菌検査くらいのみです。
大分駅に近くアクセスは良いのですが、他院と比べて当院はとにかく狭く、設備も充実しておらず、スタッフも少ないのが特徴ですので、 より綺麗やもっと早く治したいといった期待には応えられないかもしれませんが、出来るだけ簡素に、費用や薬の量も少なく済むような診療を心掛けております。 胼胝処置に関しては多くの症例を経験しておりますので難治の場合でも是非、当院にご相談ください。
院長 佐藤研士
姿勢の悪い歩き方をしたり、足に合わない靴を長時間履いていると、足の特定の場所に刺激や圧迫が常に加わります。すると刺激から守る(防御反応)ために、 皮膚の角質層が硬く厚くなります。タコとウオノメはこのようにして発症しますが、それぞれ次のように症状が進行していきます。
圧迫摩擦などの刺激が、長期間にわたり繰り返して作用することにより出現する限局性の角質増殖をいいます。外方に向かう角質増殖がほぼ均一であることが特徴です。 習慣や職業により出現部位が異なります。ペンだこ、幼児の吸いだこ、座りだこなどがありますが、足にできるのは体重の負荷や足に合わない靴のためです。
圧迫摩擦などの刺激が、偏った範囲に繰り返して作用することにより生じます。皮膚表面を底とするクサビ形の角質増殖で、中央に緻密な角質が芯を形成しています。 これが、魚の目の様に見えることから「ウオノメ」と呼ばれています。クサビの頂点は真皮に向かうため圧痛があるのが特徴です。
第一にすべきことは、原因となる「特定の部分への過度な圧力」を徹底して排除するだけです。足に合わない靴などの原因が明らかなものは換えましょう。 また病変部に対する外的刺激の集中を、ドーナツ形のパットなどで減弱すれば痛みは緩和します。これだけで消退することもあります。
肥厚した角質を除去すれば軽快します。特に鶏眼(ウオノメ)では、角質の除去が治療の基本です。 カンナ型のカッター、パンチ型のメスやハサミを用いて切削し、周囲にドーナツ形のパットをあて、圧力を少なくできればより負担が軽減します。 外用と切削を繰り返すと軽快します。切削しても原因を除去しなければ何度でも再発します。
※感染をしているときには、糖尿病などの基礎疾患の有無にも注意しなければなりません。 まれに難治性の潰瘍を伴う胼胝が脊髄癆などの神経疾患で生じることがあるので注意を要します。 足底では、鶏眼と尋常性疣贅との鑑別が大切で診察するとわかります。
表皮(魚の目・タコ)が、薄く削れます。
魚の目のシミを取ります。
特に厚く、硬くなる所を切ります。
当院では、液体窒素による冷凍凝固が主な治療となりますが、症状によっては内服や手術加療が必要な場合があります。 皮膚の小さな傷口からウイルスが侵入しますので、常に清潔に保つようにしてください。
全身のいたるところに出現しますが、手、足、顔は一番の好発部位です。 目に見えない微細な傷からウイルスが入り込みそれが増殖することで発症します。 一般的には皮面より隆起し、触れるとやや硬く、表面が少しざらつき、よくみるとたくさんの小さい出血点がありますのでいぼとわかることが多いです。
水虫の予防法
水虫は白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が皮膚の表面に住み着くことによって起こる病気です。浴室などにはえるカビなどと一緒で、高温多湿の場所を好む性質があり、その状況を作らなければ皮膚に住み着くことは出来ません。 一般的に水虫といえば足、特に足の裏にできる病気と思われていますが、白癬菌(はくせんきん)が感染するのは足だけでなく、体のどの部位にも感染する可能性があります。 当院では、顕微鏡での真菌の検査を行います。
アトピー性皮膚炎の予防法
アトピー性皮膚炎は年々増加している病気で、遺伝的要因や食物、環境汚染、ハウスダストなど原因は様々です。アトピー性皮膚炎を発症したときの環境や、症状が悪化する時期などを把握して、原因を理解し、生活環境や生活習慣を見直すことが重要です。 アトピー性皮膚炎は皮膚のバリア能力が低下しているので、スキンケアが欠かせません。